10件のコメント

  1. Z軸のゼロ点(高さ)調整について

    DELTA型のZ軸のゼロ点調整は
    レールのトップにセンサーがあり
    そこに触れた時、ホームポジションの検出
    そこから何ミリ下がったかでZ位置を調整します。

    基本的にゼロ点から
    「印刷エリアを下方向へ何ミリとるか」を
    configに書き込みます。
    書き込みにはArduinoというツールを使用します。

    手順としては、
    1.ちょっと大きめに印刷エリアを設定(ボードへ書き込み)
    2.ヒートベットに接触した際
      高さが何ミリ残っているかを確認
      (確認にはPrintrunを使用)
    3.Arduinoにて余った分
      高さを引いて設定しボードに書き込み
    4.Printrunにて高さを確認

    といった形になります。
    Printrunでは
    G28
    G1Z 100
    G1Z 10
    G1Z 3
    G1Z 2
    G1Z 1
    G1Z 0.5
    G1Z 0.3
    G1Z 0.1
    G1Z 0
    といったコマンドを使用します。

    Arduinoでいちいちコンパイルをして書き込まなくちゃいけないのが
    かったるいですね。

    【最近分かったこと】
    G1コマンドですがマイナス指定ができる
    なので
    G1Z -0.1とかでベストな高さを調べる
    ⇒ArduinoでMANUAL_Z_HOME_POSを書き込む
    ってことで1発で調整ができた
    いままで何をやっていたのやら

  2. ヒートベッドの平行調整について

    DELTA型のZ軸のゼロ点調整は
    レールのトップにセンサーがあり
    そこに触れた時、ホームポジションの検出
    そこから何ミリ下がったかでZ位置を調整します。

    平衡度調整は3本のアームの付け根にあるネジで行います。
    上記仕組みゆえにトップのセンサーを押すタイミングをずらして調整する
    かなりアナログチックなやり方です。

    例えば奥がすきまがある場合、
    奥を落としたい ⇒ センサーを押す位置を下げたい
     ⇒ ネジを緩める(反時計回し)
    といった具合です。

    お勧めの調整順は
    1.Z軸のゼロ点調整
    2.前後の平衡度調整(奥の調整)
    3.左右の平衡度調整(左右の同時調整)

    3.のやり方としては、
    右を上げたら、左を下げる
    といった形で既に調整した前後を狂わせないように調整しています。

    1. うーーん
      どうしても大物印刷がうまくいかない
      平行が取れていない。。。

      平行の取り方を変えてみる。
      ①DELTA型の3つの軸付近の高さを揃える
       それぞれのキャリッジにあるエンドスイッチを押すスクリューにて調整
      G1 X0 Y70 Z0 F6000
      G1 X-60 Y-35 Z0 F6000
      G1 X60 Y-35 Z0 F6000

      ②中央の高さを合わせる
       configurationのDELTA_SMOOTH_ROD_OFFSETで調整
       どうやらこの値をベッドが凸の場合増やす、凹の場合減らせばいいらしい
       #define DELTA_RADIUS (DELTA_SMOOTH_ROD_OFFSET-(DELTA_EFFECTOR_OFFSET)-(DELTA_CARRIAGE_OFFSET))
       となっているので本質はDELTA_RADIUSを調整したいらしい
       SMOOTH_ROD_OFFSETをそのまま変更すると初期値の管理ができなくなるので
       DELTA_RADIUSに+30とかってやってみる
       ところが、、、僕の環境だとこの値をいくらいじってもなんの影響もない。。。
       どうしてなのーー@@
      G1 X0 Y0 Z0 F6000

      1. ん?
        M502やったらすっげー凹になったぞ???
        この値を変えるだけじゃーだめだったのか?

        どうやら値を変更したらM502をかける必要があるっぽい

        再度MANUAL_Z_HOME_POSを調整して。。。
        なんだかいまだかつてなくいいじゃん。平行じゃん

  3. フィラメントがうまく送れずに印刷ができない
    初めての印刷が終了し2度目以降全然印刷ができなくなり結構悩みました。

    2回目以降の印刷で全然ノズルからフィラメントが出てこなくて
    何が原因かよくわからない状態だったのですが
    エクストルーダからフィラメントの押し出しが機能していなかった(滑っていた)のが原因
    Printrunから送りも戻しもできない状態でした。

    まず、Printrunからの送りと戻しですがホットエンドを十分に温めてないとコマンド自体が拒否されます。
    私の場合、まずは拒否されました。まあこれはその旨メッセージが出るのでちゃんと画面を見れば気が付くでしょう。
    その後、温めてから実行してもモータは回るがフィラメントは動かない。

    一旦フィラメントを抜いて再度セット、
    1度は印刷かかるが、2度目の印刷ではまたフィラメントが送られない。。。
    どうしてなの~
    フィラメントって印刷の都度抜いて再セットする必要があるの?
    いろいろ調べてもそんな取り扱いどこにも書いてないけど。。。

    状況としては、エクストルーダとヘッドをつないでいるチューブを外し
    手でフィラメントを抜いてから再セットを行うわけだが
    このときフィラメントがチューブの中でパキパキと折れてしまう。

    これで悩んでいたんだけど、結果は単純にフィラメントの質が悪かっただけでした。
    プリンタに付属の100g位のテストプリント用のフィラメントが劣悪だった様子。
    1kgのフィラメントも付属していたので、そちらに交換したらあっさり解決しました。

    一番初めに使うフィラメントがダメなんて、初心者に対してなんという仕打ち!

  4. フィラメントの詰まり
    フィラメントの扱いもよくわかっていない状態で
    何度か印刷したあとのトラブルです。

    1.印刷しようとしてもフィラメントがノズルから出てこない
    2.Printrunでフィラメントのアンロード、ロードをかけてもエクストルーダが空回りでフィラメントが動かない
    3.チューブを外し、フィラメントを抜こうとしてもがっちり固まって抜けない

    うーーん早速壊したのか。。。。
    対応としては
    ヘッドブロックを取り外し

    この状態でも抜けないので
    この状態でヒータとサーミスタを取り付け、
    やけどしないようにウォータポンププライヤで挟み
    Printrunからホットエンドの温度を上げる。
    ラジオペンチでフィラメントを引っ張る。。。以上

    まあ、この手順ならこの状態から抜け出せると思います。
    クーラーなしでホットエンドを温めることになります。
    サーミスタはつけたほうが良いでしょう。
    温度の上がりすぎによる破損、やけどにご注意ください!

  5. 【現象】
    ABSにて反り
    成形物の角が持ち上がっている

    【原因と対策】
    ①ヒートベッドの温度がたりないと思われるので調整
     80°⇒95°
    ②土台の定着も悪かったと思われるのでベッドの平衡調整
     右後ろが浮いていたので右と後ろをわずかに調整。
     ⇒60°ずつトップセンサーアジャスタースクリューを緩めた。

  6. どうも長時間プリントするとノズルからフィラメントがにじんでくる
    もれている気がする。
    良く見るとノズルがヒートブロックにくっつくまでねじ込まれている。
    なのでヒートブロックの上下にフィラメントが漏れてくる。
    この部分は納品時に最初から組まれていた部分なのだが。
    修正しなくてはなのだが、既に漏れたフィラメントが固まっているので
    高温状態でメンテナンスする必要がある。

    1. ヒートブロックを加熱(ON)しながらノズルとスロートを外す。
      あっさり回転したので、外してみたが
      。。。。。。はずすと溶けたフィラメントが固まってしまうので
      再度セットすることができない。
      仕方がないので、ラジオペンチとスクレパーでカリカリと
      固まったフィラメントをはがしてみる。
      ある程度はがれたところでヒートブロックに接触(加熱)させながら
      挿入することができた。

      今度はノズルがブロックと1mm位すきまが開く程度で固定するように
      スロートを調整。
      その後ノズルを挿入する形でしっかりと固定。
      (ノズルとスロートがしっかりと接触することが大事です)
      ヒートブロックを加熱して再度増し締めして完了。

      以後、大物をプリントしても一切漏れることがなくなりました。

  7. Calibration用の座標(G-code)の記録
    G28 ;キャリッジを基準点に戻す(中央最上部)
    G1 F6000 X0 Y90 Z0 ;奥最下点
    G1 F6000 X-77.9 Y-45 Z0 ;右手前最下点
    G1 F6000 X77.9 Y-45 Z0 ;左手前最下点
    G1 F6000 X0 Y0 Z0 ;中央最下点

    M502 ;EEPROM設定値をデフォルトに戻す
    M500 ;EEPROMへ現在の設定を書き込む

    G29 ;自動でベッドの凹凸を判断、補正値を取得

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